夏休み・陸前高田と東北

829日から夏休みをいただき東北へ行ってきました。

1月に「陸前高田・海の写真展」をやってくれた小野さんに会いに陸前高田へ行こうというのが発端。小野さんが高田でやなぎ&水野たかしのライブを企画してくれました。場所は「Jazz Time ジョニー」というお店、津波で流されたけど、テントでガスコンロとフライパン1つの営業から再開、現在は仮設の店舗です。31日(土)の夕方、やなぎさんの車でジョニーへ、名物と言われるスパゲッティ(焼きスパゲッティというのがぴったりのぱりっとした食感が美味しい!ここでしか食べられない味)を食べてライブに臨みました。

700前からお客様が来始め、開始頃にはいい感じに客席も埋まりました。企画者である小野さんの挨拶のあと、やなぎ、水野が歌いました。なかなかない機会なのでと、やなぎの曲に水野のギターが入ったり、水野の曲にやなぎのフィドルやドブロなどという楽器が入ったりと普段見られない場面もあったりして楽しくステージが展開、ゆったりとしたいいライブになりました。そしてライブ終了後、小野さんはお店と相談して打ち上げまで企画してくれていました。海鮮サラダ、大きなじゃがいもが美味しそうな煮物、きのこのおこわ、魚の煮付け、そうめん…次々に出てくるお料理の豪華なこと。どれもみんな美味しくて大感激。その席で私は、ジョニーのママの由紀子さんとお話し、震災から今までのいろんなこと、たくさんの思いを聞きました。穏やかな笑顔の後ろに、どれだけの大変さがあったのだろうかと胸がいっぱいになりました。その夜は、小野さんのお友達の家に泊めてもらいました。被災後頑張って家を建てたという新築のお家、入ると木の香りがするログハウス風の素敵な家。もうちょっと飲みますか、と出てきたのはうにの塩漬け、おいしい!津波でご家族を亡くされ、今は一人暮らしだそうで、人が集まる場所が欲しかったのでしょうか、ウッドデッキも作ってあって、明日はバーベキューをしましょうと。次の日、起きると「水野さんは休みの日は昼からビールとか飲まないですか?」「いいですねぇ」とお昼前からビールを飲み、近くの仮説住宅に住んでいる小野さんもやってきて、バーベキューを楽しみました。それから小野さんが車で陸前高田を案内して下さいました。駅があったところ、駅前大通り、町だったところ、今はなんにも無くなって緑の草が茂り、そこかしこにブルドーザーやシャベルカー。町全部持って行ってしまった津波の力、すごいと思いながらも想像がつかない。すべてを受け入れてそこで生きている人たちの強さに頭が下がります。少しでも早く、彼らに当たり前の日常が戻りますように、決して癒えることのない悲しみを抱えていたとしても、平穏な時が訪れますようにと、祈ることしかできません。東北の人たちの暖かさともてなしの心が胸に沁みた陸前高田の旅でした。 ( 続きあり、写真も)

 高田以外のことも少し報告します。ライブはまず仙台「サテンドール2000」、次の日は盛岡の「クロスロード」どちらも魅力的なマスターのいる雰囲気のあるお店でした。盛岡のあと陸前高田へ行き、それから釜石へ行きました。これは予定にはなかったのですが、高田のライブを見に来てくれた中野在住・釜石へ出張中の「たこボー」が、明日釜石でライブだというので、一緒にやらせてもらうことになったもの。期せずして釜石ラーメンも食べられました。その晩、水野とやなぎさんは夜を徹して語りあっていました。私は寝たけどね。

その次の日はやなぎさんと別れ、二人で北上で一泊。小さな飲み屋さんで、おいしい肴と岩手のおいしいお酒を。飲んだのは男山(これは最近田酒の杜氏だった方が移ってきてとても美味しくなったお酒だとか)、堀の井(安くておいしい酒として一番のおすすめだそう)。おつまみに前沢牛のたたきを頼んだら、ホントにとろける美味。食べ物みんなおいしくて感動です。お店の常連さんでしょうか、岩手の酒蔵全部教えてくれて、そんな会話も楽しくて、いい感じでゆっくり飲むことができました。ほろ酔い気分でゆらゆら歩く心地よさも久しぶりでした。最後の日は、北上展勝地へ。私が行きたかった利根山行人記念美術館という小さな美術館へ行き、市立博物館とみちのく自然村をゆっくり歩きました。そこで、水野はとろろ蕎麦を、私は揚げおろし餅を食べたのですが、これがまたびっくりする美味しさ。岩手の旅は美味しい旅でした。行きたいと思って行けなかったところもあるので、また行きたいな。(佳)

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コメント: 1
  • #1

    sekstelefon (金曜日, 03 11月 2017 21:29)

    campanila